むらせ歯科だより2024年8月号|愛知県弥富で根管治療が得意な歯医者さんならむらせ歯科へ

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むらせ歯科だより2024年8月号

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診療室よりこんにちは

顎関節症という言葉は見聞きしたことがありますか。顎関節症は、症状により重症度が違ってくると、患者さんにしてもらいたいことや歯科医院で行う治療も異なります。
① 音がするタイプ・口を開けたときに「音がする」というのは顎関節症の典型的な症状です。過度に心配される必要はありません。ただし「痛みがある」「口が開かない」といった症状が出始めたら重症化しています。重症化させないためには、顎関節症に影響する長時間のスマホ等の生活習慣の改善を心がけましょう。
② 痛みがあるタイプ・歯科では痛みの原因が顎関節の内部にあるのか、顎関節を覆う筋肉にあるのかを判断してから指導や治療を行います。どちらが原因にしろ、まず患者さんにしていただくことは一つ。「痛みの出るような顎の動きはしない」「痛いなら口を開けない」ことで筋肉を安静にするようにします。
③ 口が開かないタイプ・「以前と比べて大きく口を開けられない」場合には、ほぼ顎関節の内部に問題が起きています。顎関節には、上顎骨と下顎骨の間に「関節円板」という平たい組織があります。このクッションの役割をする組織のズレで、動きが阻害され、口が開かなくなります。治療ではマニピュレーションというズレた関節円板を解消する治療を行います。マニピュレーションが難しかったり、その後も開けにくさが残ったりする場合は、開口訓練を行います。
顎関節症は患者さん自身で治していく疾患ですが、歯科医院と相談して治療を進めていくことが必要です。