NPO法人ふるさと回帰支援センターから、2024年国内移住希望地ランキングトップ20が発表されま
した。調査は窓口相談者や移住セミナーなどの新規参加者が対象で、移住したい都道府県を尋ねています
。順位は①群馬県②静岡県③栃木県④長野県⑤福岡県⑥北海道⑦宮城県⑧山梨県⑨福島県⑩山口県⑪広島
県⑫和歌山県⑬千葉県⑭東京都⑮富山県⑯兵庫県⑰神奈川県⑱鹿児島県⑲熊本県⑳岐阜県でした。
1位の群馬県のキーワードは「転職なき移住」です。移住を考える際の大事なポイントは、東京へのアク
セス、豊かな自然環境、生活コストの低さ、災害の少なさ、20~30代の若い世代にとっては重要な子育て
環境の充実です。群馬県のまとめによると、転勤や進学を除いた移住者数は4年連続で増加し、2023年度
は1479人と最多になっています。
1~4位は東京からの新幹線でのアクセスしやすい県が並んでいますが、3位の栃木県では県内どこで
もオーダーメイドで案内する「移住促進コンシェルジュ」制度を導入し、現地訪問を勧めていることも上
位になる要因のようです。東京都も14位に初のランクインを果たしましたが、多摩地域や島部への移住促
進に取り組んでいて、移住の候補先と考えられているそうです。様々な価値観や生き方が広がる中、移住
のニーズは今後も高いと言えそうです。
何をするにしても、自身の健康とともに周囲の方も健康でありたいものです。