

いま「道の駅」の進化、多様化に注目が集まっています。道の駅のスタートは1993年にまでさかのぼり、道路利用者に対する安全で快適な環境の提供と、地域振興への寄与を目的として創設されました。運営は独立採算で、国土交通省に登録された公設民営施設です。
第1回登録では全国103駅でしたが、2025年12月時点では1231駅と大幅に数を伸ばしています。
登録駅を増やし続ける道の駅は、3つのステージで取り組みを進め、着実に発展を遂げています。
第1ステージ(1993年~)は、「通過する道路利用者へのサービス提供の場」の実現です。24時間利用可能なトイレや道路・交通情報の提供など、道路を利用する人々へのサービスが主な目的でした。
そして第2ステージ(2013年~)に入ると、「道の駅自体が目的地」となり、地場産品を扱う商業施設などの機能が充実しました。地域の拠点として、地域活性化や観光振興へと役割を広げています。
さらに2020年以降の第3ステージでは、「地域創生・観光を加速する拠点」をコンセプトに、避難場所や支援拠点として重要な役割を担う場所として位置づけられるようになりました。
インバウンド需要への対応として、多言語案内やキャッシュレス決済の導入が進むほか、子育て世代を支援する施設の整備、さらには広域防災の拠点となる「防災道の駅」認定制度などその取組は多岐にわたっています。