むらせ歯科だより2022年1月号|愛知県弥富で根管治療が得意な歯医者さんならむらせ歯科へ

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むらせ歯科だより2022年1月号

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診療室よりこんにちは

初春の候、いよいよ寒さ本番の今日このごろです。
 

歯周病と全身疾患に関係があることが一般に認識されるようになってきました。それは1969年のニューヨークタイムズ誌の「妊娠中の歯肉の病気は低体重児早産と関連がある」という記事から始まりました。歯周病が影響を受ける全身要因として、喫煙、糖尿病、薬、骨粗鬆症、過労、睡眠不足、ストレスなどがあり、逆に歯周病が全身に及ぼす影響として、糖尿病、心臓血管疾患、肺炎、呼吸器疾患、早産・低体重児出産、胃潰瘍、肥満などが挙げられます。
 

糖尿病と歯周病は相互に負の影響を与えます。糖尿病患者は健常者と比較して歯周病の有病率が高く、より重症化します。重度の歯周病を放置すると、糖尿病の血糖のコントロールに悪影響を与える可能性があります。また薬物により歯肉肥大を引き起こすものとして、降圧剤(カルシウム拮抗剤)、抗てんかん剤(フェニトイン)、免疫抑制剤(サイクロスポリン)などがあります。
 

2017年に歯周病の新分類が発表され、歯周病のリスク因子として、喫煙と糖尿病が挙げられ、歯周病と全身疾患に関する研究が進むにつれ、歯周病予防の重要性が増しています。
 

高齢になっても、全身健康で何でも食べられるように、定期的な歯周組織検査を若いうちから習慣づけて、お口の健康(健口)に気をつけましょう。