日に日に春めいてまいりますが、暖かくなるとともに紫外線も増加してきます。紫外線を浴びすぎると肌に悪影響が及ぶことがわかっています。WHO(世界保健機構)では、「UVインデックス」を活用した紫外線対策の実施を推奨しています。「UVインデックス」とは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを分かりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。日最大UVインデックスの年間推移グラフでは1月から紫外線が強くなっていきます。
シミのもとになる「隠れジミ」は紫外線によって発生します。紫外線を浴びると肌で活性酸素が発生します。この活性酸素の影響を受けて、シミのもとになるメラニンがつくり出されます。また肌の表面に出ていなくとも、いずれシミなってあらわれるメラニンを「隠れジミ」と呼びます。紫外線を多く浴びていると、肌の内部に、この「隠れジミ」が増えていきます。
にんじんに多く含まれるβカロチンには、活性酸素を消去する力があり、常に肌に蓄えることで、「隠れジミ」の予防効果が期待できます。
とにもかくにも旬のものを美味しく、楽しく食したいものです。