診療室よりこんにちは
心地の良い時期もあっという間に過ぎ、梅雨？ですがいかがお過ごしでしょうか。「都市の感性価値ランキング」というものが発表されました。町の快適さや安らぎといったソフト面に着目したもので、①効率②正確・迅速③安全・安心④多様⑤ホスピタリティ⑥新陳代謝を点数化して順位を付けたものです。従来からある統計資料や在住者や観光客へのアンケートも反映しています。
世界21都市が対象で東京が1位となりました。東京は６つの評価要素のうち、①効率、⑤ホスピタリティで首位でした。特に地下鉄の輸送力と利便性は他の都市を大きく引き離しています。サービス水準も高い評価を得ており、「おもてなし」が強みとなっているようです。反面、飲食店などの施設利用時の待ち時間が長いことや、起業活動率の低さ、外国人居住者の少なさなどの課題も浮かび上がっています。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な計画が発表されていますが、「東京(日本)」にとって課題を克服し「おもてなし」に磨きをかける重要な5年となりますが、短く感じられるか、長く感じられるかは個々により違います。東京オリンピックを健やかに迎えたいものです。