むらせ歯科だより2016年12月号|愛知県弥富で根管治療が得意な歯医者さんならむらせ歯科へ

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むらせ歯科だより2016年12月号

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診療室よりこんにちは

鍋物の恋しい季節に相成りました。今回は色とココロの不思議な関係のお話です。

「黄色い声」といった慣用句がありますが、そのまま「耳にする音に伴って色を感じる」という人が、ごく稀にいるそうです。こういった現象は「共感覚」(ある刺激に対して通常の感覚と同時に異なる感覚を生じる特殊な現象。文字に色が見えたり、形に味を感じたりなど現れかたは多様)のひとつで「色聴」と呼ばれます。たとえば科学者のニュートンは、虹の七色を音階に当てはめて表現しました。ディズニーのアニメーション映画「ファンタジア」ではベートーベンの「田園」が色彩に翻訳されて表現されていると伝えられています。

主観的な感覚であるためにこれまでは科学的な証明は困難でしたが、近年の診断技術の発達で、その存在は否定できないものになっています。色聴者が感じる音と色の対応も個人で異なりますが、高音は明るい色、低音は暗い色になるなど、ある程度の規則性は確認できているそうです。実は脳の成長途上の段階で誰もが備えている期間があるともいわれる共感覚ですが、耳にする音階に自分なりの色を重ねてみれば、また違う世界がのぞけるかもしれません。

健口に気をつけて、皆さんおそろいでよいお年をお迎えください。