むらせ歯科だより2022年3月号|愛知県弥富で根管治療が得意な歯医者さんならむらせ歯科へ

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むらせ歯科だより2022年3月号

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診療室よりこんにちは

一雨ごとに春が近づいておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

私たちの体には、生まれながらにして自分の体を守るための機能が備わっています。ウィルス等の異物から守る「免疫機能」、細胞を傷つける活性酸素を取り除き体の酸化を防ぐ「抗酸化機能」、体に有害な物質を毒性の低いものに変換して体の外へ排出する「解毒機能」があります。

解毒機能を担うのが肝臓です。肝臓は体の中で最も大きな臓器で、500種類以上の働きがあるといわれています。日常生活での食べ過ぎや飲み過ぎ、たばこの吸い過ぎなどの悪い習慣により、肝臓はたくさんの有害物質にさらされます。すると肝臓での解毒作用が追い付かなくなり、解毒しきれない有害物質が体内に残り、有害物質が酸化ストレスを高めたり、炎症を引き起こすことで、肝臓の細胞が損傷してしまいます。

さらに肝臓のダメージが蓄積すると、重篤な疾病に発展する恐れがあるため注意が必要です。しかし肝臓は自身で異常に気付くのが難しく、沈黙の臓器といわれています。だからこそ定期的な検診で、ALT値やγGTP値などの肝臓の健康状態を表す指標(肝機能マーカー)の数値を確認し、肝臓の状況を把握することが大切です。
「千里の道も一歩から」のことわざにありますように、日々の取り組みが体に対してのその後の貯金にも借金にもなります。今日からの気付き、気遣いで日々健康に過ごしたいものです。