むらせ歯科だより2023年11月号|愛知県弥富で根管治療が得意な歯医者さんならむらせ歯科へ

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むらせ歯科だより2023年11月号

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診療室よりこんにちは

秋も一段と深まり、寒さが身に染みる季節となりました。

歯科治療で注意したい全身の病気の一つとして「骨粗しょう症」があります。その治療薬の影響で「顎骨壊死」というトラブルがまれにおこります。

骨粗しょう症は、骨の密度が低下してもろくなり、骨折しやすい状態を指します。加齢に伴い誰にでも起きるもので、特に閉経後の女性に多いです。よくあるのが背骨や大腿骨頸部に骨折を生じたケースで、骨折が治っても反対側にまた起こり、寝たきりになる可能性が高まります。

薬剤関連顎骨壊死とは、薬の関連した顎の骨の病気です。顎骨壊死を発症すると、歯ぐきの腫れや痛みが生じるほか、顎の骨が歯ぐきから露出したり、顔の皮膚から膿が出くることもあります。とはいえ、骨粗しょう症では骨折を防ぐことが最も重要ですので、自己判断で薬を中断しないで下さい。

骨粗しょう症治療薬が関連した骨の病気は顎の骨だけに起こります。つまりお口の状態が影響しており、薬剤関連顎骨壊死を防ぐために、①歯科治療で口腔内状態を改善する②日々のセルフケアで良好な口腔内環境を維持する③定期的に歯科を受診するー以上の3つがポイントです。

歯科受診の際には薬剤関連顎骨壊死のリスクがあるかの把握のためにも、骨粗しょう症の治療されている方は服用薬だけでなく、注射薬や点滴治療の情報を詳しくきかせて下さい。