5月末に九州南部から梅雨に入り、東海地方は6月始め頃との予想です。雨の多い季節となりますが、いかがお過ごしでしょうか。
毎年、梅雨入り頃からの約一週間「歯と口の健康週間」となります。むし歯はもちろんですが、この頃は歯周病で来院される方も多くみられます。
むし歯ほどの激しい痛みを伴う症状は現れませんが、歯周病の症状は、歯ぐきの腫れ、出血、歯が揺れるなどです。歯がグラつくのは顎の骨が溶けて歯の根っこを支えられなくなった状態です。
顎の骨というのは大切でグラついた歯を抜いてしまったあとは土手のような状態になって入れ歯を支えますが、歯があるうちに歯周病で溶けてしまっていては、入れ歯を安定させることができません。
日本人の入れ歯年齢は60代と言われています。60代に向かっている方、60代を過ぎている方、入れ歯を安定させるため、いえ、歯周病で歯を失わないためにも日々のセルフケアをよりよく行って下さい。